kitagawa utamaro

歌枕・青楼十二時系(詩と時刻のなかの女)

歌枕見立て(桜・柳/プレースホルダー)

高精細アーカイブ(4K相当ソース)を、拡大・パンでご覧ください。

ドラッグでパン/ホイールで拡大

※画像差替え予定。歌枕の趣を見立てた美人図を想定。

作品について

和歌の枕詞と名所・季節を重ね合わせた見立て美人(プレースホルダー)。

本枠は、歌枕系の見立て美人を想定した収録です。時代区分は主として第2期後半から第3期頭にかけて——物語と書志が画面に侵入し始める時期であり、総論で述べた「内面の外部化」への手前の段階を象徴します。

美術散歩・喜多川歌麿(総論「時代とともに進化する美の変遷」) (作風の変遷の総論とあわせてお読みください)

鑑賞ガイド

差替え後は、背景の暗示(桜・柳など)と、美人の視線の行き先をズームで結びつけて読んでください。

高精細ズーム

高精細ズームで確かめるべき三つのポイント

ページ上部の閲覧器で、ホイール拡大・ドラッグによるパンを活用し、以下の部位へ繰り返し近づけてください。解像度の差がそのまま摺りの奥行きとして伝わります。

  1. 掛物と余白

    一行の詞章や判読しづらい草書が、画外の時間を想起させます。

  2. 髪と風景のリズム

    線のリズムが草木のしなりと呼吸を合わせているかを確かめます。

  3. 衣の淡色摺り

    透けと重色の境が、季節の光をどう擬態しているかを拡大します。

結び

「家具の音楽」と呼ぶべき静けさのサティBGMとともに、詞と絵のあいだを往復する鑑賞をお試しください。

画面のどこかをクリックすると、音量をゆっくり上げつつ環境音が始まります。