kitagawa utamaro

針仕事・大判三枚続(群像の美)

蚊帳を吊る女たち(プレースホルダー)

高精細アーカイブ(4K相当ソース)を、拡大・パンでご覧ください。

ドラッグでパン/ホイールで拡大

※差替え予定。蚊帳と夏夜の女たちの群像。

作品について

蚊帳の白と夜気の濃色が対峙する、夏の生活劇(プレースホルダー)。

蚊帳は、第3期の群像が「生活の道具」を前面に出すための装置です。白い膜が視線をフィルターし、奥行きと同居の密度を一挙に操作します。

美術散歩・喜多川歌麿(総論「時代とともに進化する美の変遷」) (作風の変遷の総論とあわせてお読みください)

鑑賞ガイド

差替え後は、網目の摺りの粗密と、奥にいる顔の位置関係をズームで辿ってください。

高精細ズーム

高精細ズームで確かめるべき三つのポイント

ページ上部の閲覧器で、ホイール拡大・ドラッグによるパンを活用し、以下の部位へ繰り返し近づけてください。解像度の差がそのまま摺りの奥行きとして伝わります。

  1. 足元の生活感

    畳目、足踏み、裾さばきが時間のズレを生むかを見ます。

  2. 手の協業

    綱を握る/緩める手の序列がリズムを作っているかを読みます。

  3. 夜気の青味

    墨色と藍色の段階で「夏夜」が立ち上がっているかを確かめます。

結び

「家具の音楽」とも呼ぶべきサティのBGMとともに、夏の寝所の気配を静かに味わってください。

画面のどこかをクリックすると、音量をゆっくり上げつつ環境音が始まります。