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Buster Keaton
我が世の親(1923)
親の血を超えられぬ宿命と、ひとときの温情。南部の館と鉄道線路が交差するところで、少年は大人になる。調子のずれた家族譚。
我が世の親(1923) — 解説とハイライト
APLIN · 短箋
歓待と復讐が同居する館。蒸気機関車が去ったあとに残る静寂のなかで、少年の目だけが過不足なく澄んでいました。
我が世の親(1923)
復讐と歓待が同居する館、そそくさと離れゆく蒸気機関車—時代の気分を抱えつつも、本作の核心はひとつの少年の視線にあります。キートンの目は、アメリカン・コメディのなかでも稀に見るほど澄んでいます。
字幕では、時代背景の注釈よりも人物同士の距離感を優先しました。サイレントの「間」を損ねない語順と、ゆるやかな改行のリズムで、画面上の静止と動きが呼吸できるよう整えています。