Art Archive • Paul Klee
西洋絵画
パウル・クレーギャラリー
線描の風刺から、チュニジアの色、バウハウスの記号、そして線がかたちになる晩年へ。
パウル・クレーの作品を、3つの部屋と終章で時代を追いながらたどります。
〜1913
線描と風刺
Line and Satire
初期エッチングの風刺と、観察に根ざした線描。まだ色彩の爆発より前の、鋭い線の時期です。
- ゲンミ峠(ヴァレーアルプス) c. 1895
- 互いに相手を目上と見なして出会う二人の男 1903
- ペルセウス(機知が苦痛に勝つ) 1904
- 君主主義者 1904
- サボテン 1912
- ルートヴィヒ通り 1912
- 川の眺め 1912
- 死体 1913
- 時計のある室内 1913
- 情熱の庭 1913
- 情熱の庭(S. 13) 1913
1914–1920
色彩の目覚め
Color Awakening
カイラワーンを錨に、色彩の目覚めと第一次大戦の影が重なる時期です。
- 小さな世界 1914
- 刺繍 1915
- 人物のある構図 1915
- 船 1915
- 熱帯の森 1915
- 細密画 1916
- 破壊と希望 1916
- ペルシアのナイチンゲール 1917
- ディットルサム 1918
- 沼の伝説 1919
- 森の構築 1919
- カイラワーンの挿話 1920
- 巨大アブラムシ 1920
- 公園 1920
- 樹と建築――リズム 1920
- 小さなスイス風景 1920
- 静かな/作品/精神 1920
- 天才が小さな朝食を運ぶ 1920
バウハウス 3a
記号・機械・寓意
Signs and Allegory
記号と機械、寓意の画面。バウハウス期の思考が、線と形のリズムになります。
- スガナレルのための素描 1921
- ハートの女王 1921
- 火の道化 I 1921
- 滑稽な騎手 1921
- 内なる光の聖女(部分) 1921
- 「M.A.」のための水彩習作 1922
- あらゆる害虫の王 1922
- さえずる機械 1922
- 基盤 1922
- 櫛を持つ魔女 1922
- 古い蒸気船 1922
- 巧妙な星の容器 1922
- 秋の花 1922
- 天才の幽霊 1922
- 魔法をかけられた動物 1922
- 綱渡り 1923
- 恋する人 1923
- アジア人の肖像 1924
- 頭部――髭の男 1925
- オルフェウスのための庭 1926
- さあ、それを受け取れ! 1929
- 塩 1929
- 数える老人 1929
- 明るい山岳風景 1929
- C. − C. = 魚 1931
- 信心深い者 1931
- 横たわる女 1933
- 巨人の暴力 1933
バウハウス 3b
色彩階調
Color Gradation
階調の実験。色面が静かに重なり、詩的な抽象へと開いていきます。
- 抽象。赤/緑の階調(辰砂を含む縦構図) 1921
- 秋の使者(緑/紫の階調、オレンジのアクセント) 1922
- 赤/緑の建築(黄/紫の階調) 1922
1934–1940
線がかたちになる
Line Becomes Form
晩年の終章。重い物語には触れず、線の変化そのものだけを見せる小さなコーナーです。
- ミスター・ツェット 1934
- 這うものと攀じるもの 1937
- 位置について 1939
- 北の少女 c. 1939