Art Archive • Van Gogh

西洋絵画

ゴッホギャラリー

オランダの土色から、パリの光、アルルの黄、そしてサン=レミの夜へ。

滞在した土地ごとに、まるで別人が描いたかのように変わっていく筆致を、4つの土地・16点の作品で静かにたどります。

1881–1885

オランダ期

Netherlands

農民や織工の暮らしを、土色の重い筆致で描いた時期。エッテンの道、炉端、室内の仕事着が、まだ暗いパレットの底に沈んでいます。

1886–1887

パリ期

Paris

印象派・新印象派の光と色に出会い、パレットが一気に明るくなる。ひまわり、麦藁帽子の自画像、浮世絵を写した梅の果樹園。

1888

アルル期

Arles

南仏の太陽の下で色彩が爆発する。黄色い家、寝室、花咲く果樹園。黄と青の強い対比が、この土地の空気そのものです。

1889

サン=レミ期

Saint-Rémy

療養院で糸杉と星空が、渦を巻く筆致で立ち上がる。夜の空も麦畑も、風そのものを描こうとしているかのようです。

1890

オーヴェール期

Auvers

オーヴェール=シュル=オワーズ。傾く教会、カラスのいる麦畑、ガシェ医師の肖像。短い生涯の最後の土地です。