Art Archive • Hiroshige

浮世絵

東海道の道中 · 道中 01 / 21

東海道五十三次之内「品川 日之出」

引きで空間を眺めてください。役者絵のズーム鑑賞とは違い、名所絵は余白と奥行きが主役です。

江戸を発つ朝、品川の入り江に昇る日の光 — 東海道五十三次之内「品川 日之出」(Shinagawa Station, from the Fifty-three Stations of the Tōkaidō)。The Metropolitan Museum of Art所蔵のPD画像。
江戸を発つ朝、品川の入り江に昇る日の光 — 東海道五十三次之内「品川 日之出」(Shinagawa Station, from the Fifty-three Stations of the Tōkaidō)。The Metropolitan Museum of Art所蔵のPD画像。

本図は、歌川広重の名所絵の系譜に属します。「東海道五十三次之内「品川 日之出」」は、風景の空間と旅情を一枚に凝縮した広重様式の典型です。

【道中ガイド】

空間の引き——役者大首絵のように顔へ寄るのではなく、橋・道・湖・空の広がりを一気に眺めます。手前と遠景のあいだに、旅の奥行きが生まれます。

天候の気配——dawnのモチーフに注目してください。広重は名所そのものより、その瞬間の空気を描くことで記憶に残る風景を作りました。

この画像は、メトロポリタン美術館が公開する著作権フリーの資料を使用しています。ApLink Designがpythonで画像の一部を調整しています。

街道を歩くように、次の宿場・次の名所へお進みください。

画面のどこかをクリックすると、音量をゆっくり上げつつ環境音が始まります。