展覧会の予定が決まった。新しい作品ができた。そのたびに制作者へ連絡して、費用と日数がかかる。その結果、だんだん更新しなくなってしまう。作家のホームページでは、よくあることです。
この記事では、ホームページを自分で更新できるようにするための考え方と、安全に更新できる仕組みの選び方をお伝えします。
更新できないことの不便
更新の止まったホームページは、訪れた人に「今も活動しているのだろうか」という印象を与えてしまいます。せっかく展覧会を開いても、ホームページにお知らせが載っていなければ、情報が届く範囲は限られてしまいます。
一方で、「何でも自分で変えられる」仕組みにすると、それはそれで別の困りごとが出てきます。操作が複雑で使いこなせない。うっかりレイアウトを崩してしまう。仕組みを最新の状態に保たないと、安全面の心配が増える。
「全部」ではなく「決めた部分だけ」更新する
当方がおすすめしているのは、更新したい部分だけを、自分で変えられるようにする方法です。たとえば、次のような部分です。
- 展覧会のお知らせ
- 新しい作品の追加
- 略歴への一行の追記
こうした、よく変わる部分だけを、専用の入力画面から更新できるようにします。デザインや全体の構成は、変わらないようにしておきます。
この方法なら、入力画面の項目が少ないので、操作に迷うことがほとんどありません。入力した内容は、あらかじめ決めたデザインに沿って表示されるので、うっかりレイアウトを崩してしまう心配もありません。
安全に更新できる仕組みを選ぶ
自分で更新できるホームページというと、WordPressを思い浮かべる方が多いかもしれません。WordPressは便利で、多くのホームページで使われています。その反面、裏で動くプログラムや追加機能を、常に最新の状態に保っておかないと、改ざんの危険が高まります。/business/column/php-wordpress/
当方では、入力画面は外部の専用サービスに置き、公開しているホームページそのものは、裏でプログラムが動かない静的な作りにしています。入力画面で更新した内容は、自動で公開のページに反映されます。
この作り方には、次のような利点があります。
- 公開しているホームページに管理画面がないため、狙われる入口が少ない
- 入力画面は、決めた項目だけのシンプルなものにできる
- 表示が速い
まずは、何を更新したいかを書き出す
自分で更新できるようにしたいと思ったら、まず、次のことを書き出してみてください。
- 何を更新したいか(お知らせ、作品、略歴など)
- どのくらいの頻度で更新したいか(月に一度、展覧会のたびに、など)
- 更新するのは誰か(ご本人、ご家族、画廊の方、など)
これが分かると、必要な仕組みが見えてきます。「お知らせだけ」「作品の追加だけ」でも、十分に意味があります。
今のホームページを活かしたまま、更新したい部分だけを自分で変えられるようにすることもできます。新しくホームページを作る場合のプランは、こちらでご案内しています。新規サイト制作